fukidasi

PANTONEってなに?

2017.10.23


はじめましてWalk on waterです。


『夕日カラー』(2017/09/27)のブログに、「ちなみに、この夕日カラーはPANTONE 716くらいでしょうか」と書いてあります。

ところで、PANTONEなんて初めて聞く人が多いのではないでしょうか。
PANTONE(パントーン、パントン)はインク会社(米国)の名前です。

印刷では、通常C(シアン:水色)、M(マゼンタ:ピンク)、Y(イエロー:黄色)、K(黒)の4色を混合してさまざまな色を表現します。たとえば「赤」を表現するためには、MとYを同量混ぜ合わせます。これをプロセスカラーといいます。
しかし、あらかじめ赤に調色されたインクを使う方法もあります。これを特色またはスポットカラーといいます。

調色されたインクは何百種もありますので、インク会社は独自の番号を付けて販売しています。その例がPANTONE 716で、会社名と番号でインク色を表しています。
日本の代表的なインク会社としてDIC株式会社(旧大日本インキ化学工業)がありますが、DICだとDIC nnn(番号)となります。

インクを混ぜ合わせればどんな色でも表現できるのに、なぜ特色を使うのでしょうか。
PANTONE 716は、インク混色表現だとC=0%、M=45%、Y=91%、K=0%に相当しますが、この数値だけではどんな色だか想像しにくいですね。しかし、PANTONEやDICなら、インク会社が色見本帳を発行していますので、色見本帳から直観的に色を選ぶことができます。



また、海外のデザイン会社や印刷会社に発注するときにも、インク番号を伝えるだけで発注者の意図とおりの色が再現できるメリットがあります。

他にも特色が力を発揮する場面があります。
ひとつは、会社のロゴや製品ロゴなど、厳密に色を指定したい場合です。
もうひとつは、印刷コスト削減のためです。たとえば、濃い藍色(ダークブルー)を混色表現するためには4色のインクが必要ですが、濃い藍色のインクを使えば1色で済むからです。この手法は、新聞の折り込みチラシなどでよく使われています。

ちなみに、ソフトバンクの携帯電話にはPANTONEという名称がついた製品があります。外装色がPANTONEのインクカラーになっているのです。




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