【第四回】 マニュアルの「探しやすさ」

製品の使いかたや操作に困ったとき、知りたいことがマニュアルのどこに書かれているかわからず、探すのに苦労した経験はありませんか?

最近の製品はマニュアルを読まなくても直感的に使えるようになりましたが、もっと使いこなしてみたくなったり、トラブルの対処方法がわからなかったりしたときに、マニュアルを開く人が多いと思います。でも、知りたいことがすぐに見つからないマニュアルでは困りますよね。


今回は、マニュアルの「探しやすさ」を向上させるポイントをいくつか紹介したいと思います。

①タイトル

トピック(記事)には、内容を要約したような具体的なタイトルをつけることが重要です。何を説明しているトピックか想像できるタイトルにすることで、ユーザーは、求める情報がどのトピックに書かれているか、タイトルから推測することができます。


②目次

目的の情報を探すとき、多くの場合、まず目次を見て説明が載っていそうなページを探します。目次項目の並びを製品が使われる場面やユーザーの習熟状況、操作の流れなどの順番にすることで、ユーザーはその規則性から該当のトピックを見つけやすくなります。


③マニュアルの分冊構成

ボリュームが大きいマニュアルは、マニュアルの用途や製品が使われる場面によって冊子を分けることで、探している情報を絞りやすくなります。
例えば、「製品を設置するときに見るマニュアル」、「基本的な使いかたや操作のマニュアル」、「便利な機能の使いかたや応用操作のマニュアル」、「困ったときに読むトラブル対策のマニュアル」に分ければ、ユーザーは探している説明が書かれていそうな冊子の中から探すことができます。


④デザイン

紙マニュアルの場合、ヘッダーやフッターに章タイトルやトピックタイトルを入れることによって、どの辺りのページに知りたい情報があるか、当たりをつけることができます。ページの小口にツメ(インデックス)をつけても同じ効果があります。


⑤索引

索引をつけることによって、用語から目的の情報を探すことができます。ただし、索引に入れる用語が多すぎると、参照するページが多くなってしまい、逆に探しにくくなってしまいます。それぞれのトピックでキーワードになる用語に絞って、索引にすることが重要です。


「良いマニュアル」は、製品や対象ユーザー(ターゲット)によって異なります。

どんな製品なのか
どんなユーザーが読むのか
いつマニュアルが必要なのか


といった様々な要件が、マニュアルのコンテンツや配布方法、ライティングの基準にも影響します。

マニュアル制作では基本的なポイントですが、これらの点をおさえることで、ユーザーの知りたいことが見つかる、ユーザーフレンドリーなマニュアルができるのです。

■ドキュメントサービス部では
弊社では、「探しやすさ」の評価も含めて、現状のマニュアル評価と改善提案を承っております。


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