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【第十八回】 へぇ~!そうだったのか!? 2

2020.2.18


早いものでもう2月。
日本史の勉強は一区切りがつき、次は地理の勉強をしています。
地理は実際にその土地土地を訪れて勉強するのが一番記憶に残るのでしょうが、そうもいかないので、本やネットで学ぶ毎日です。
地理といえば、高知から出てきて間もないころ、スーパーで店員さんに「カットバン」ありませんか?」と尋ねたところ、怪訝な顔をされたので、もしや「カットバン」は高知固有の言い方なのかと思い、あとで調べてみたところ、やはり地域で言い方が違うようでした。(「カットバン」は絆創膏のことです)
また、蚊に「さされる」のか「くわれる」のか「かまれる」のか。高知出身の私は、蚊に「かまれる」と言います。
東京に出てきてこのことを指摘されて初めて、蚊に「かまれる」のが一般的な表現ではないということに気が付きました。そして数年前、このことをテーマにした「金鳥蚊取り線香」のコマーシャルがあって、面白いなぁと思いながら見ていました。
前置きが長くなりましたが、今回も前回に続いて身体の呼び方について「へぇ〜!そうだったのか!?」と思ったことについてお話したいと思います。


皆さんは、『ジョーズ』という映画をご存知ですか?
USJ のアトラクションにもなっているアレです。
私は、最初あの映画を見たとき、「ジョーズ」=「人喰いサメ」のことだと思っていました。
しかし、"jaw" という単語を調べてみると、「あご」とあるではありませんか。「あご」だとなんにも怖くありません。
ポスターにはギザギザの歯が生えた口を開けたサメが描かれています。
もう一度辞書をよく見ると「(歯を含めた)口」という意味がありました。これで納得しました。
"Jaws" はあの尖った歯を含めた口のことを意味しているんですね。

さて、お腹が痛い、というのは学生の頃、"I have a stomachache." と習いました。
そもそも "stomach" は「胃」で "stomach" が "ache" するので腹痛という説明をされましたが、"stomachache" だったら「胃が痛い」じゃないだろうかと思いました。
「胃が痛い」というのは、仕事が忙しかったり、ストレスが溜まったりを想像します。
ちょっと意味が違うと思って調べてみると "stomach " は胃そのものだけでなく、胃のあたりのお腹を漠然と含む言葉だとのことで、お腹が痛いというのは一般的には、 "I have a stomachache." で良いのだそうです。
個人的には、日本語でお腹が痛いと言った場合は、「お腹をこわした」場合を指していることが多いように思います。その場合は、"I have diarrhea."と言いますね。
そういえば留学しているころ、流しっぱなしにしていたテレビで "diarrhea " の薬のコマーシャルをよくやっていました。
画面を見ずに、ダイアリーア、ダイアリーアと耳に入ってきていたので、何となくダイアモンドとか花のダリアとかそんなものかと思っていましたが、ある日辞書をみてびっくり。下痢止めのコマーシャルだったのですね。

さて次は日本語と英語の構造がぴったり合っている珍しい例です。
英語で "heartburn" という言葉がありますが、"heart" が "burn " するので、あえて直訳すると「胸やけ」になります。
直訳するとたいてい意味が変わってしまいそうな気がするのですが、"heartburn" の訳は「胸やけ」で正解、そして意味は「胃もたれ」です。
"heartburn" なのに「胃」もたれとは面白いですね。ただし、"my heart burns" だと心が燃える、誰かを強く思うという意味になります。ここが "stomachache" と違うところです。
日本語でも、「胸が焼ける」でなくて、「胸を焦がす」にすると、誰かを強く思うという意味になりますね。
日本語でも英語でも、誰かを思って「胸を焦がす」のかと、食べすぎで「胸やけがする」のが紙一重の表現だなんてとても面白いと思いました。

へぇ〜!そうだったのか!? 2でした。


それではまた。よさこい。よさこい。

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