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【第十四回】 ハッピーハロウィーン

2019.10.29


皆さん、こんにちは。
もうすぐハロウィーンですね。
ここ数年ですっかり身近なイベントになったハロウィーン。


皆さんは仮装したりしますか?
ここ最近、ゾンビや悪魔などの恐ろしい仮装だけでなく、マリオやルイージ、悟空にスポーツ選手などなど、なんでもありです。
こういう人たちが、10月31日はふつうに電車に乗っていてかなりびっくりしますが、 やっぱり東京ってすごいなぁと思い知らされる1日でもあります。

ハロウィーンと言えば、かぼちゃ「Jack-o'-Lantern(ジャックオーランタン)」ですよね。
かぼちゃに目と鼻と口をくりぬいて作ったアレです。
変な話ですが、あれを見るたびに私の頭に浮かぶのは「この鼻なら邪魔にならない」です。
こんなこと急に言われても何のことかわかりませんね。
映画『For Whom the Bell Tolls』(誰がために鐘は鳴る)にこんなせりふがあります。

I don't know how to kiss or I would kiss you.
Where do the noses go?
Always I've wondered where the noses would go.
・・・・・ They're not in the way, are they?
I always thought they would be in the way.

"Where do the noses go? " の訳は、「鼻は邪魔にならないの?」だったり「鼻はどうするの?」だったりしますが、大学時代に授業でこのセリフの "noses" の説明をされたとき、「おお、鼻は2つか」と変に感心しました。
通常、一人の人間に鼻はひとつ、なんだけれども、キスのときは、2人いるから当然、nose が複数形になって noses になる。
そのときから英語を読んだり話したりするときの複数が気になるようになりました。
で、「どうするの」か映画を見てみると、鼻どうしがみごとによけています。なるほどと思いました。
高い低いの問題ではなく、よけるから大丈夫なんですね。

では、鼻が高い低いは英語でなんというか知っていますか?
high と low ? ではなく、big と small だそうです。
ゾウさんの場合も long ではなくてやっぱり big です。
頭では理解していても実際に表現するのって難しいですよね。

脱線ついでにもうひとつ、細かい話ですが、"Where do the noses go? " は現在形なので、訳文をどうするかは別にして、英語の意味は「一般的な法則」つまり「鼻は普通どうなるものなの?」ですね。
「どうするの?」にすると、「私は鼻をどうしたらいいの?」という感じがするのは私だけでしょうか?

さて、単数複数に話を戻すと、カナダに留学しているときにホストと一緒に出掛けたある日のこと、人の傍を通り抜ける場面で、ホストが ”Excuse me.” ではなく “Excuse us." と言っていました。
おお、複数人いるから、"us" か、なるほどと感心したものです。
また別の日のこと、レストランで、「何名様ですか?」と聞かれて、ホストは

“Three of us"

一瞬「私たちのうちの3人」???ってことは「私たち全部で4人とかいたの?」かとあたりを見回しましたが全部で3人でした。
「3名です」と答えるときにはこう言うのかと勉強になりました。
私が聞かれたら "We are three." っていうところでした。
もう少し長く言うと、

"We are three of us. "

なぜ "of us " をつけるのかとホストに聞いてみたのですが、「よくわからないけど “We are three.” ではぶっきらぼうな感じがする」とのことでした。
ホストは言葉の専門家ではないので、それ以上聞くのも何かと思ってやめて、気がつくと現在に至っています。

さて複数のほうに話がそれてしまいましたが、もうひとつ、ハロウィーンと言えば、皆さんご存知のとおり、"trick or treat" の合言葉。
昔、ハロウィーンの時期にディズニーランドに行ったとき、「トリック オア   トリート」とキャストの方に声をかけて、お菓子をもらった楽しい思い出があります。
今も景品は違えどやっているようなので、皆さんもぜひ試してみてください。

では、"trick or treat" はそもそも "trick or treating" だったということを知っていますか?
なぜこれが"trick or treat" になったのかと英文サイトを検索してみたのですが、どのサイトでも「よくわからないがいつのまにか "trick or treat" になった」とのことです。
検索の途中で面白いことに気づきました。「この表現は本来 "Treat me or I'll trick you" (treat しなさい、さもなくば trick するぞ)だった。
しかし言いにくいから順序が逆になって "trick or treat " になった。」というようなことが書いているページを見つけて、「ほんとかしらと思い」まず、 "Treat me or I'll trick you”.を検索してみると、出てくるのはどれもこれも日本語のページばかり。
英語のページはないのかと、検索エンジンの結果ページを進めてみましたが、5ページくらいで力つきてしまいました。
根拠のないまま日本人の間で広がったように思います。

以前からご紹介しているように、英語のちゃんとした意味を知るには日本語での「怪説」に注意しながら、英語で書かれた記事を見て精査する必要があるようです。


それではまた。よさこい。よさこい。

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