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【第九回】 ホントかしら

2018.07.10


今日は軽い話題です。私が今までにホントかしらと思ったことを私のメモからいくつか紹介します。


1. Surprise
辞書で有名なノア・ウェブスター氏は少年の頃から言葉に敏感だったようで、女性と怪しげな雰囲気になっている場面を母親に見つけられ、

"I am surprised at you!"

とたしなめられると、少しも慌てず、

"No, you are not surprised, you are astonished, I am surprised."

と返答したそうです。

surpriseは本来「不意を衝く」という意味なので、不意を衝かれたのは自分であり、母親は「驚かされた」というのであれば
astonishを使わなければならない、ということだそうです。ホントかしら、ですね。まあこの話はノア少年と母親の組み合わせだけでなく、大人になったウェブスター氏と奥さんとの会話等、いろいろバリエーションがあるようですが。

2. お忙しいですか?
「お忙しいですか?」と聞かれた場合に、日本人は「おかげさまで」と答え、英米人は "Unfortunately" と答える。
これは労働に関する認識の違いによるもので、西洋において労働は神の罰であり、日本人にはそんな考えかたはないからだ、という説明がありましたがホントですかね。イブが林檎を食べたため、楽園を追い出されて働かなくてはならなくなった人間にとって労働は罰なのだそうです。

3. プロレスは八百長
友人の弟さんの持論です。「プロレスは見世物だ。スタンハンセンというプロレスラーがジャイアント馬場の思い出を語って「everyday every show 馬場は本当に頑張った」と言っていた。
やはりプロレスは「試合」ではなく八百長ショーである」ホントかしら。でも英語でプロレスの試合をshowというのは意外でした。
まあ、語学の教育番組の最後でも "Hope you enjoyed today's SHOW!" って言いますけど。

4. 翻訳上達法
翻訳の勉強法を紹介する文で「英語をさっとみて、自分の「下訳」のようなものを書き、あとでその和文を何回も「推敲」することにより、翻訳が上達する。」というのがありました。ホントかしら。
翻訳で大切なのは英文の意味を正しく理解することだと思います。感心しない訳文の原因は、英語の意味をしっかり理解していないことがほとんどです。自分の書いたあまり上手でない日本語を何十回いじってみても、英語が分かるようにはなりません。

5. 日本語力
翻訳チェックをしていて英文の解釈の間違いを指摘すると「英文の意味は分かっているのですが、日本語力がまだ十分ではなくてこういう訳になりました。」という返事をもらうことが時々あります。ホントかしら。
生まれたときから30年以上かけても日本語が不十分なのに、学校で習ったくらいで英語が身につくなんて、すごい矛盾を感じませんか。

6. 翻訳で難しいのは固有名詞
有名なドナルド・キーンが「今川焼き」を陶器だと思って翻訳したことがあるのだそうです。あまり出来すぎた話なので、最初はホントかしらと思いましたが、本当の話だとのことです。

以上「ホントかしら6題」でした。

Hope you enjoyed them!

それではまた。よさこい。よさこい。

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